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精神的疲れと肉体的疲れからカラダを守る「おやつ」と「体を鍛える」ことのススメ

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疲れの理由

精神的疲れ

そもそもなぜ疲れを感じるのか。その原因は大きく分けて2種類あると考えられます。1つ目は精神的疲れです。会社で人間関係に悩んだり、締め切り間近の仕事の目処が立たずに困ったり、仕事上の心配事でストレスを抱えるなどの心が疲弊することによる疲れです。精神的疲れは、体にも影響を及ぼします。心が無気力なために体もなんとなくだるくなり、行動するのが億劫になります。精神的な疲れが、肉体的な疲れと異なる点は、回復の方法です。肉体的な疲れであれば、その疲れを癒すことつまり、体を物理的に休ませることで解決できます。しかし、心の回復はただゆっくりするだけだと、かえって考え込んでしまうなどうまくいきません。何かに打ち込んだり、どこかに出かけるなど、楽しむことで回復することも多いため、ある意味体力が必要となる疲れでもあります。

肉体的疲れ

2つ目は肉体的疲れです。長時間立っていることによる足腰の疲れや、思い荷物を抱えて歩くことによる全身の疲れなど、体を動かすことによってくる疲れです。疲れの原因こそ様々ですが、疲れは、本来ダメージを負っている場所以外のところにも影響を及ぼします。肉体的疲れは体を動かしたくないため、同時にやる気を失います。ただ肉体的疲れは、その疲労は精神的なものに比べると取り除きやすく、また取り除かれたことも分かりやすいため、きちんと時間をかけて休むことさえできれば乗り越えらえる可能性が大きくあるのです。

肉体的疲れへの対策

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「疲れているから動かない」は逆効果

日頃からハードな仕事をしていると、いつ体を鍛える時間を作るのかということも問題となります。「疲れを癒すために休みたい」と、仕事終わりの運動から逃避し、「これからハードな仕事で疲れるから」と、早朝の運動を断念してしまいます。結果的に体を鍛える時間は取れません。これでは疲れやすい体は変わりません。疲れの感じ方を軽くしたい人ほど、少しでも良いので筋トレやウォーキングなど手軽に動いてみることです。軽い運動は気分転換になり、意外と引きこもって体を癒そうとしていた時よりも心が軽くなります。また、精神的疲労よりも肉体的疲労なら回復が分かりやすいため、どちらの種類の疲れも背負ってしまうからこそ、どちらかの疲れを軽くすることが疲れにくい体を作るポイントです。心を強くすることも大切であるかもしれませんが、計り知れないものであるため難しくもあります。つまり、体力UPを計ることで肉体的疲労に耐えうる体を作ることが、結果的に体が整うのです。

体力UPが叶える効果

余暇をもっと楽しめる

体を鍛えるメリットは仕事へのものだけではありません。旅行に行くと観光地を歩き回り、楽しいとともに疲れも感じます。でも、旅先ですから宿泊先の温泉でゆっくりしたりご飯を楽しんだりお酒を楽しんだり、宿でも楽しい時間を過ごしたいはずです。体力がなければ、やりたいことを全てやれなかったり、次の日どっと疲れを感じて時間を楽しめなかったりと、せっかくの時間を台無しにしてしまいます。どうせなら身も心も楽しい時間を過ごしたいですよね。だから体を鍛えます。

魅力UP!

体を鍛えることで女性にも嬉しいメリットがあります。素敵に見える人は姿勢が良いからです。体力と姿勢にはかなり深い関係があると考えています。姿勢を正すことは、予想以上に腹筋と背筋を使うため、普段姿勢を保てていない人にとって正しい姿勢でずっといることは疲れるでしょう。でも素敵に見える人は正しい姿勢で立ち振る舞います。つまり姿勢を保つだけの体力があるのです。姿勢が悪くなるとあごが前に突き出てきたり、胸が下がりお腹が前に出て太って見えたりと、本来持つ美しさよりも数段マイナスとなってしまいます。しかし、逆に姿勢を保つことによって本来の美しさを引き出すだけでなく、それ以上に魅力的に見えるのです。

肉体的疲労に打ち勝つための体を鍛える方法

体幹を鍛える

体を鍛える方法はたくさんありますが、体幹を鍛えてあげることがオススメです。体幹レーニングはサーキット形式で1項目30秒を10項目の5分のトレーニングなど、時間が短くても毎日続けることで効果が得られます。Youtubeなどでもトレーニングを紹介しているトレーナーがいるため、メニューに困ることもありません。はじめは5分という短い時間でさえも、メニュー通りに行うのはとても難しいでしょう。体幹レーニングは主に腹筋に力を込めるメニューが多いため、初めはお腹が笑います。ただ、5分という短い時間だけでも、確実にお腹の筋肉を使った実感が湧き、前日よりも翌日、先週よりも今週の方が体の安定性やトレーニングを持続することができていることも実感できます。体幹を鍛えることで姿勢も保ちやすくなりますし、正しい姿勢で居られることで疲れも最小限に抑えることができるようになります。1日の終わりの疲れ具合でもトレーニングの成果を計れるのも継続できるポイントです。

ウォーキングなどの軽いものから

いきなりハードに追い込んでも続きません。体を鍛えることが習慣となることが望ましいため、あまり無理をしすぎないことも大切です。はじめは散歩程度でも構いません。公園をウォーキングしたり、短い距離をランニングしたり、できることから始めましょう。できれば自分の暮らしの習慣の中に取り込みやすいものを選ぶと良いかもしれません。朝、帰宅後夕食前、夕食後など自分のルーティンに当てはめて取り組むと、忘れませんし継続できます。

精神的疲れへの対策

体を癒す「おやつ」

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広辞苑によれば、日本では、八つ時(昔の時間の呼び方で、丑の刻と未の刻を示し、丑の刻は現在のおよそ午前2時、未の刻は午後2時頃を言う。)に食べることから、午後の間食のことを「おやつ」と呼ぶようになりました。食べるものがそう豊富ではなかったからこそ、栄養を補うためにも大切な文化だったのでしょう。日本だけでなく他の国でも、伝統的な甘いお菓子や簡単に食べられるものが存在しているのは、他国でも昔から栄養補給の意味でのおやつの文化があったからなのかもしれません。
ただ、現在はおやつは楽しむ時代です。リラックス時間のお供となることもたびたびです。いろいろなおやつが簡単に手に入る時代ですから、自国においてあるものだけでなく、他国のお菓子を食べることもできるため、おやつの時間はより楽しいものへと変わっているはずです。その分、昼食と夕食の間の時間に食べていたことが発端だったおやつも、暇な時間に食べたり、夜寝る前に食べたりと、食べすぎた代償を体の変化とともに痛感することもあります。疲れを癒してくれるおやつですが、付き合い方には注意が必要です。

「おやつ」は心を満たして、体を壊す?

幸せとおやつの関係

国連が国際幸福デーの3月20日に発表している、世界幸福度ランキング(2019年)で1位のフィンランドや2位のデンマークなど北欧の国々は、おやつやデザートを楽しんで暮らしに取り入れています。確かに、甘いものは幸せな気持ちにさせてくれますし、幸せな暮らしには必要不可欠なものです。甘いおやつをコーヒーや紅茶と一緒に楽しむ、そんな時間を1日の中に設けていること自体が、心のリフレッシュに繋がり、いつでもリラックスして満足して暮らせるのかもしれません。

おやつ=幸せでも、おやつ=肥満?

「おやつ」となりうるものの多くは、甘いものが多いため、疲れを癒すとは言え付き合い方が大切です。それでも2008年のWHO(世界保健機関)の肥満ランキングでは、デンマークは189カ国中116位の平均以下、フィンランドは92位と真ん中くらいの位置にいます。幸せな国がおやつを楽しむ国であるということは、おやつ=幸せであり、おやつを楽しんでいる国が肥満ランキングでは上位でないということは、おやつやデザートが直接的に肥満に関係しているわけではないと言えます。フランス人の暮らし方についても豊かな暮らし方の一つとして、食後にはデザートが必ずあることなどが紹介されますが、フランスもやはり肥満ランキングでは平均以下の120位でした。また、興味深いことに、これらの国はおやつに対する意識はとても高いようです。お洒落に盛り付けたり、友人と楽しい時間を過ごすときのお供にしています。つまり、食べ方が問題なのではないでしょうか。(データ参照先リンク:
世界・成人の肥満率ランキング(WHO版) - 世界ランキング/
「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった? | ハフポスト


おやつと上手に付き合う「ひとてま」で心を満たす

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食べ物は見た目からも楽しむ

いつか歌手のGACKTさんが、テレビ番組で割り箸を使わない理由を「こっち(マイ箸)のほうがおいしいじゃないですか」と語っていたことがありました。当然番組内でも「箸が違っても食べ物は同じじゃないか」という反論もありましたが、「食べるものが本当に何で食べても同じ味であれば、犬の皿に置いていても同じですか?」と意見を貫いていました。人は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つを駆使して目の前のものを判断しようとします。もちろん食事もです。つまり、視覚の印象が「美味しそう」なものであればあるほど、実際に味わった後の感想に影響があるのです。

見た目の美しさにこだわる

お菓子を食べるにしても、例えば袋入りのポテトチップスを袋のままに食べるときと、お気に入りのお皿にポテトチップスを綺麗に盛り付けて食べるときとでは味わい方が変わります。無造作に袋の中に手を入れて取った1枚はそのまま口に運ばれますが、お皿の上のポテトチップスはそれだけで一度目で楽しんでいるからです。食べ物は味が美味しいことは大切なことですが、匂い、調理時の音、舌触りの心地良いこと、そして見た目の美しさも大切なことです。私たちが洋服を買うときに、その触り心地や生地の質がいかに良いものでも、デザインが好ましくなければ買わないのと同じことです。見た目がお洒落だとそれだけでも気持ちが満たされるものなのです。

お洒落な「ひとてま」おやつはいつも適量

最近はHYGGEという北欧の豊かな暮らし方や、『フランス人は10着しか服を持たない』でお馴染みのフランス流の暮らし方などを紹介されることが多くなりました。彼らは暮らしを楽しみ、ひとつひとつ手をかけて過ごしているのが特徴的です。そんな暮らしを丁寧に暮らす人たちのおやつは、大切な憩いのひとときであり、幸せを味わうための絶好の機会です。そのため、淹れるお茶やコーヒーの淹れ方から、使われる食器、テーブルや部屋の雰囲気までもをこだわっています。お気に入りのマグカップでお茶をしますし、一緒に添えられるお菓子も素敵なお皿に乗せられて、まるで午後のひとときを飾り付けするかのように用意されます。袋のまま出されたポテトチップスや、大量のチョコレートの山がお供になるというよりは、何枚か重ねておかれたビスケットやクッキー、数粒のチョコレートでお茶の時間をエレガントに、お洒落に演出しているのです。結果的に、お洒落に見える演出をおやつにも施すことで、がぶ飲みややけ食いのような食べ方にはならず、適量かつむしろ少ないくらいの量で満足できるようになります。おやつをおやつ自体だけでなく、その雰囲気も含めて楽しむため、少ない量でも満足感があるのです。

おやつだけでない「食」の楽しみ方

ちょい足しで盛り付けを綺麗に

箸や皿などの食器だけではありません。きんぴらごぼうの上に白ごまを添えたり、卵焼きには大根おろしを添えたり、バターライスにパセリやバジルなどのハーブを添えたりと、食事を美味しいだけでなく嬉しくする演出も人生を幸せにする「ひとてま」です。無くても美味しく頂けますが、白ごまや大根おろしやハーブが添えられているだけで彩りが楽しく、目で料理を味わうことができるものです。

心を満たす「食」でより満足する

外に出かける時にいつもマイ箸を持ち歩く手間、スナック菓子を出すために食器を用意する手間、ランチョンマットを敷く手間、ココアを混ぜるためのスプーンを人数分添える手間。ポタージュの上のパセリ、お刺身の下のつま、温かい蕎麦の一味唐辛子。それらは「日常」に加えられた手間なのかもしれません。しかし、その「ひとてま」を自分の暮らしにも取り入れるだけで、毎日をより大切に過ごしている満たされた気持ちにさせてくれることでしょう。その満足は満腹感にもつながるはずです。

さいごに

体を鍛えることは、必須な習慣というよりは、+α的な習慣のように思われがちです。しかし、体を鍛えることが日々の疲れの感じ方を変えることはもとより、鍛えることによってもたらされるメリットが、巡り巡って疲れとうまく付き合うことにも繋がるということです。また、精神的な疲れを癒してくれるリラックスタイムのお供である「おやつ」は、暮らしを丁寧に暮らす人たちの幸せを感じるための必須アイテムであることから、上手に取り入れることで暮らしの満足度が上がることが分かりました。疲れに対する予防と、心を満たすことの二つの方向から体を守って幸せになりましょう。


KATO