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【エッセイ】いい“類友”を呼ぶいい言葉を

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「類は友を呼ぶ」このことわざの意味は「気の合った者や似通った者は自然と寄り集まる」と広辞苑にあります。意味のわかりやすい言葉である反面、日常生活では「類」だけと関わることは無謀で、必ずしも居心地のいい場所に居続けることは難しいことです。自分が興味を持っていることでなくてもその人が好感が持てる人である場合話しを楽しく聞くことができたり、逆に普段苦手意識のある人が自分の興味と一致することを話していても、それだけをきっかけに話しに入っていくのは勇気がいることでしょう。“類友”と言えども、日常生活では好きなモノ・コト以外の関係性もとても重要ということです。

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しかしSNSは真逆でした。私は何度かtwitterのアカウントを作り直したことがあります。趣味のアカウントを立ち上げるも好きなモノがどんどん増える私にとって、1つのアカウントに1つの事柄に関してだけを書き込むのが苦手でした。だから新しい興味が増えるたびにアカウントを作っていたのですが、今回も「暮らし」をテーマに作ったアカウントが早くも“類友”を呼び寄せていることに驚きました。

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いくつかの投稿にいいねをくれる人たちのアカウントを見にいくと、その人たちの投稿も興味深いものであることが多くあったのです。リアルな人間関係を築くこともやっぱりとっても楽しいですが、SNSは自分の好きなモノ・コト以外何も要らないというのが魅力です。仕事ができるかできないか、どんな顔をしているか、どんな話し方をしているかなどの情報は要りません。SNSってそういうものでしょと言われればそれまでですが、自分の好きなモノ・コトをお知らせするだけで仲間が集まる楽しさはやっぱり人を魅了するのだと思いました。

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SNSは意外と、普段気がつくことができないことに気づかせてくれたのかもしれません。簡単に自分の興味にあった仲間を集められる魅力に気がつくと同時に、こんな考えが頭をよぎりました。わたしが「暮らし」をテーマにしておらず「愚痴」をテーマにしていたらどうだろうか?と。答えはきっと、やはり仲間を集めていたでしょう。今回SNSが教えてくれたことは、“類友”が目に見える形でわかるSNSだからこそ、自分が発信するコトの精査は大切であるということです。

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好きなモノ・コトが日常よりもよりわかりやすいSNSでは“類”な仲間も集まりやすいですが、だからこそ自分の発信したコトの鏡となりやすい。でもそれは本来日常と同じなんですよね。SNSは意外と日常と隣り合わせでおんなじ世界なんだなあと感じたのでした。